かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

イギリスの旅:3日目 ウィンダミア 前半

昨日寝るとき、みっちょんがガイドブックに忠実なあまり疲れているわたしをたくさん歩かせてしまった、、とけっこう後悔していた。
でもそのおかげでハズレが多いイギリスのレストランの中でもかなり美味しいお店に入れて万々歳だったのだ。

朝まだベットに入ったままみっちょんが「なんか変な夢みた。。たくさん泣いてたような感じ。」と言ったので「・・それはどんな涙??」と聞いたら「最初悲しかったけど最後はすごく安心した感じだった」と言った。
なんだか一晩でみっちょんの心の中で色々洗われたような感じが伝わってきて良い感じのような気がした。夢を見ている間もわたしたちは生きているので、起きているときと同じように、色々味わうことができる。本人にしか分からないことだけど、現実では吐き出せない気持ちをときに整理したりかわりに味わったり、夢の効能というのはある気がする。と最近自分の体験からもそう思っている。

また今朝も晴れ!それだけで元気になる。
本日は列車で湖水地方にむかう。

朝散歩すると駅の近くにこの時間でもやっているカフェがあった。紅茶とキッシュをたべる。手頃な値段で美味しかった!このままここで列車の時間までゆっくりしようと、ホテルにささっとチエックアウトにいく。力持ちのバイトさんにスーツケースをおろしてもらおうと、あの狭い階段をいくつも登って私たちの部屋についた。ドアを開けると、中は朝陽がまたさんさんとさしこんでキラキラしていた。
このホテルは微妙だけど、この部屋はほんとにミラクルだった。花火も満月も朝陽も見える部屋。どうもお世話になりました!

イギリスの列車は早くとればとるほど安いらしく、みっちょんが事前に予約しておいてくれた。エジンバラからウィンダミアまで。
エジンバラを出るとすぐに景色は緑になり、小高い丘がいくつも続いていくなかに、誰がつくったのか石垣がくねくねと走り、白い羊たちがぽつぽつといる。あの羊たちはどこから来てどこに帰るのか??どこまでもなだらかに過ぎていく景色に、晴れたりくもったり、雨がふったり、天気はころころとその表情を変えてみせた。
1回乗り換えをして、無事に到着。駅をでると緑の匂いが気持ちいい。

この日は一度みっちょんが泊まったことがあるというきれいなB&Bに泊まるので、とりあえず荷物を預け、散策。
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なんと、自分の部屋においてるペールグリーンのキャビネットと瓜二つのものに遭遇‼︎記念撮影パチリ。

そのあと三叉路のオシャレなカフェで、みっちょんのご主人と無事合流。エジンバラの珍道中?を報告。りったんバッチを想像以上に喜んでくれた!(そしてよくある三叉路のオシャレカフェはあまり美味しくない、の法則に気づく。味のないパスタにがんがん塩をふって食べた。)

昼食後、15分ほど歩いて1番大きい湖にいってみた。箱根の芦ノ湖みたいな賑わいだ。
湖畔のホテルのラウンジで優雅にお茶する。
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紅茶についていたクッキーのさくさく具合が絶妙でとっても美味しかった!毎度のことだが、ばななさんの小説かエッセイで「霧の中で飲む紅茶は美味しい」とあったのでいつか霧に包まれることを夢みる。。

しかしこの晴れ具合い。ご主人が、こんなに晴れることはまずないですよ、と言っていた。

そしていよいよ、午後は乗馬へ。