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diary
昔は、わたしは深く考えとても悩む人間だと思ってた。

それはある時きゅうにひっくり返った。特に何も考えてないや、とあっさり気づいた。

考えていたわけではなくて、いろいろ感じていただけだった。

わたしの心が、さみしい、嬉しい、楽しい、苦しい、不安だ、ゆるせない、愛おしい、こわい、ありがたい、うらやましい・・と、
空をゆくたくさんの雲のように浮かんでは流れ、感じていたのだった。たくさんたくさん感じていたのだ。

そして、その雲のような感情をうつす心だけがわたしなのではない。

そこから離れて、大きく静かにここに在ることができる、わたしという存在。

目を閉じて心からそっと離れてみる。

静かに耳を澄まして。