かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

30代独身OLの日常のB面(尽きないファンタジー)を書いています。

☆リースのうた☆

このあいだ、親友ヤマネコくんの結婚式が行われた。(ヤマネコくん、ほんとにほんとにおめでとう。)
わたしはヤマネコくんからのご指名で余興の担当となり、当日は歌と演奏をした。
「あゆっちゃ、余興お願い。」ということで、ウクレレのリクエストがあったかは忘れてしまったが、私の頭の中にはひとりで大勢の前でウクレレをもって歌う自分がみえていた。
微妙に小さい音量で、がやがやした会場の音にまぎれてしまいそうな、心もとない余興の姿だった。

(む、むり‼︎ひとりは無い‼︎)

ということで、私は出来る限りのコネクションを用いて、最大限の援軍をつのった。
ヤマネコくんのバンドであるポッポス、そしてヤマネコくんのお姉さんと甥っ子2人(未就学児童)だ!

今度はわたしの頭の中では、ポッポスの安定した演奏に支えられ、天使のような甥っ子たちに囲まれ、妹の晴れ姿に目を潤ませるお姉さんとともになんとなく暖かいホスピタリティーを醸し出してる自分の姿が見えた。

(これだな‼︎これしかない‼︎)

そこからあれよあれよと、ベーシスト奥さんのまいちゃんが加わったり、このメンバーの存在もやる曲も全部ヤマネコくんにバレてしまったり、直前にお姉さんたちがインフルになってしまったりしながらも、当日をむかえた。

何でだかわからないけど、細かい進行とか、何を話すかとかなんにも頭が回らなくて、その場に任せたところもあるけれど、
みんなのヤマネコくんをお祝いしたいという気持ちが全てをいい方へ持っていった、という感じがした。当日は新郎も新郎のご友人も、とっても盛り上げてくれたので。

不思議なくらい思い描いた、いやそれ以上の暖かい余興となったのだ(自画自賛!)

みんなで輪になって、お祝いできた。音楽てとっても素敵だと思う。人をつなげて輪にすると音楽ができる。


2年前に1度だけ、リース作りのクラスにいった。わたしは手作業がすごい苦手で自信がないけど、その時だけはむしょうに楽しく作ることができた。そして、そのリースを自分でとても好きになることが出来た。

今年になって、あのときのリース作家のあきさんと再会した。また私に会いたいと言って下さったのだ。お互いがとても印象に残っていたので、私達はさっとまた会うことができた。そしてお互いの、あのときこう言ってたのが印象的だったという話しをしたら、不思議とそれをお互いに覚えていないのだった。

あきさんはその時、森に入ってツルをとるときの話をしてくれた。ツルがどんなふうに歌い伸びているか、それをそのままにリースにしたい、というようなことだったと思う。(言われて思いだしたのだけど、わたしはその話に猛烈に感動したそうなのだ。)

作り手の意図はあまりなく、植物の声やうたを聞きながら、自然と成っていくものなんだな。

とその時妙に腑に落ちて、自然に流れるままにやっていたら、楽しく出来た。実際あきさんは何もアレンジについて教えるということはなかった。わたしにはその時それが最高だった。思うままにやらせて欲しかったから。

あきさんのリースはとても軽やかで、そっと葉や羽がそこに降りてきたみたいな空気感があって、歌っているようだ。森の中にそのままひとつのお花として咲いてるような感じもする。

リースは音楽なの、とあきさんが言っていた。

みんなで輪になって何かすること(音楽が1番好きだけど)は、リースを作るみたいだな。

人と人がつながっていくのは楽しいな。

余興が成っていく過程を思いだして、あれも私にとっての一つのリース作りです!と思った。

ひとつ作って、また次の旅へ。

点と点をつなげて、
編んで編んで、

自然のうたは成っていく。