かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

玉置神社へ参拝

朝ごはんを食べていると窓の外に野うさぎがみえた。きのう大斎原の河原で、小さなころころしたフンをたくさん見ていたので、やっぱり!と思った。

 

また宿の送迎で十津川温泉駅までいく。するときのうの運転手さんがいて、「このセンセイも行くらしいわ」と、玉置神社行きバスを待っていたお客さんとさっそく話していた。「ちょっとスケベェやけどな!」とがははと笑った。

 

玉置神社行きバス(世界遺産バス)は、なんと土日のみの運行で1日一本!

この日の乗客は私いれて3人だった。

 

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晴れ!

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山をのぼり、駐車場は標高1000メートルのあたりにある。ここから参拝する。(ほとんどの方はマイカーで来てます。)着いた!!

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景色を眺めてからいよいよ鳥居の前にたつと、ざわざわざわ〜〜〜っと風がたって木々が揺れ、太陽がぱあーーと現れだした。

 

よう来なさったぁー・・✨

と歓迎されてるのを感じた。

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歩いているとどんどん陽がさしてくる。光のカーテン。

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2つ目の鳥居の前でも、歓迎を感じる。

美しい。美しい。

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森をあるきながら、巨木の立ち姿に息をのみながら、無心に。

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長い参道をぬけ、本殿にお参り。熊野は魔除けの祈りの場で、玉置神社は熊野三山の総本山だそうだ。参道を歩くのがとても心地よく、けっこうな距離だったけれどあっという間についた。

本殿の裏に巨木な縄文杉があり、それを見ていると、うしろでパタっパタっと音がする。

振り向くと、1つの紙垂(しめ縄についている白い紙)が風で音をならしていた。一定のリズムで鳴り続けていて、はやくはやく、こっちに進めよ。と感じる。

(ここから心の中で「真面目はここまで!あとはファンタジー!」と無邪気な気持ちになった。)

 

まだこの先に、玉石社がある。

本殿前にもどり、目の前にいたご家族に、玉石社はこの先ですか?ときくと、分からないというので、とりあえず進む。

すると、道はどんどん頂上めざして険しくなり、休み休みしながら、どうにか登っていくと、丸い玉石がたくさん置かれた、玉石社に着いた。

玉置神社のもとは、この玉石社だそうだ。

 

しかし、すでに気持ちは頂上に向いていたため、さっと見て上に進むことにした。

なんだか、神社の中にいる時はあまり疲れとか身体の重さをリアルに感じなかったりする。ある種、ハイになっている模様。

 トレッキングシューズで良かった、と思う道を登りきり、登頂。

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クリスタルで雲描いた。

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魔法使いぽくかざしてみた。なんだか、やり切った感がすごい。妄想が叶ったので、この後自撮りしたら、すごい満足気な顔をしている自分に驚いた。

 

しばし堪能していると、さきほど本殿前で声をかけたご家族が登ってきた。お疲れ様でした〜!と迎えて、記念写真を撮り合いっこした。色々なタイミングが最高でした。

気をつけて降りてくださいね!と言ってくれてなんだかホッとした。

玉石社まで降りると、たくさんの人が座って休憩していた。地元の方はたぶんだいたいこの辺までお参りして、山頂にはそうそう行かないだろう。

意味不明だけど、木の根のはう山道を走り回りたい願望が小さいころからあって、ちょっとだけ駆け下りたら、すっ転んでストン!と尻餅をついてしまった。綺麗な尻餅だったので、キョトンとしてしまった。

しかしおかげで、

参道から外れた山中の石仏に、神主さんが祝詞をあげる姿がみえた。

 

下に降りてきて、最初の参道に戻ったとき、 歩きながら急に夢の中のような気がした。

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あっ、デジャブだ。夢で来てたな、高尾山にでも行ったきがすると思って起きた時があったけど、ここの気がする、と思った。

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 こうしてファンタジー炸裂の参拝を無事に終えました。

 

 ※まだ神社境内にはいくつも見れなかったところがあり、この参拝記はただ単に個人的ファンタジック日記です。