かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

湯ノ峰温泉からの、京都へ。

参拝を終えてバスに戻った。玉置神社は社務所に有名なふすま絵があって、先生ともう1人の女性はそれが良かったそうだ。三者三様の楽しみ方をして、同じバスに揺られ村に戻る。

 

十津川温泉から今度は湯ノ峰温泉を目指す。

バスは外人さんが多かった。(「yunomine!」と英語がとびかう。ヨーロッパには多くのキリスト教巡礼の道があるので、熊野古道世界遺産登録後、多くの外国人観光客の関心をよんでいるようだ。)

 

 湯ノ峰温泉到着。

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湯ノ峰温泉は泉質が関西1だという。

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つぼ湯という公衆浴場は古くからあり、昔々、毒を盛られたお侍が逃げのび、ここで湯治をして復活したという伝説のお湯だという。

宿のお湯がとても良かった!源泉に一番近いので、湯の花がたくさん。十津川のお湯を濃くした感じだ。

1人だけど、ふた部屋もある広い部屋で、贅沢だった。

 

翌朝、宿のご主人と話すと、実はご主人の本業は別にあり、この宿は数年前に買ったのだとか。旅館は趣味だというけど、1人ですべてまかなって、睡眠3時間です、お盆の時期は1時間、というそのどこが趣味なのか・・すごいな!と思った。

宿はいつも外国人観光客で貸し切りなのだそうだ。昨日今日は珍しく、日本人の方ばかりでしたね、と言った。

 

色んな人生があるものだなあと感心してしまう。以前の宿の経営者が、玉置神社と縁が深かったとのことで、玉置神社の御神体について教えて頂いた。ちょっとだけ鳥肌がたった。

 

さて、翌朝のバスで湯ノ峰温泉から2時間くらいかけて紀伊田辺駅へ。

紀伊田辺駅から特急くろしおで新大阪について、お昼だったので、たこ焼きを食べて京都に向かった。

 

ホテルで母と合流すると、開口一番に、

「なぜだか分からないけどスイートルームに変更になった。」との事。

 

たまたま予約のとれた料亭にいけば、急なキャンセルがあったので今日じゃないと予約出来なかった、と聞き、

ラッキーが重なった。

 

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 琵琶湖の子持ち鮎

歴史ある料亭・菊乃井は、写真撮影はどうぞどうぞ、聞けばレシピも教えてくれる(でも聞いたところでそうそうできない)、板前も連休をとれるように働き方改革もしているそうだ。

(どこかのカフェが、私語や写真撮影を断るのがまったくバカみたいだ・・。)

 

山奥の秘境から都会へ。