かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

30代独身OLの日常のB面(尽きないファンタジー)を書いています。

気配

このあいだ、仕事が終わって外に出て夜空を見上げると、そこにはピーーーっと動く星があった。その迷いのない動きから、衛星かなと思った。
最近は安価な小型の衛星も打ち上げられるらしいから、たくさん飛んでいるんだろうなぁ、となんだか知った風なことを考えた。前にも何度か見たことはあったから、たくさんあるうちの1つなんだろうと思ったのだ。

その動く星は一定の速度で一直線に、かなりのスピードで過ぎ去っていった。雲に隠れるまで見届けて、よしっ、と帰路についた。

そして翌朝のラジオで、あれは国際宇宙ステーションだと知った。あの星には人が乗っていたのだった。

偶然だけど、ふと目に入る。
その「ふと」には、頭で解釈しきれないことがあるのだと思う。
直感的に感じとったものに、頭が解釈するまえに身体が反応すると、「ふと」したことになるんじゃないだろうか。

偶然に見えて、偶然じゃないのだ。
その気配を、頭より先に知っていたのだと思う。


今日はお昼に黄金色の銀杏をながめていると、後ろから小さな女の子に見つめられていた。
振り返ると2歳くらいの女の子がつぶらな瞳で、じーーっと私をみてフリーズしている。

私も見つめ返す。なんだろう??まっすぐに見つめ合うのは楽しい。
大人だとそこに理由が必要だけど、こんな小さなこどもはただただ見てくる!

こんにちは、といって手を出すと、手をのせてくれた。(犬みたいに接してしまったかな?!)

何か興味を持ってくれてるのは、すごーくわかる。まっさらな好奇心で。私はももちゃんに「発見」されたのだった。
目を見つめていると、何もないけどなんか「うん。うん。そうだね。」とうなずきたくなる。子どもは目で語る!

何をどうしても見つめ続けているので、親御さんが次第に焦りだし、
「も、ももちゃん??ほら、お姉さんも困っちゃうよ。どうぞ、行ってくださいね。ほら、ばいばーいって。も、ももちゃん??」

と行って、わたしもばいばーいと手を振って歩きだしたけど、ずっと見ているももちゃん!
振り返ればももちゃんも振り向く。
しまいにはお父さんに抱っこされて見えなくなった。

何だったのかなぁー!

でも子供の気配はまっさらで、純白のようだった。ももちゃんにはどう見えていたのかな?