かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

蒸しつ蒸されつ。

女性は毎月ホルモンバランスがいれかわり、常に波の中で生きている。

そのため、身体が冷えやすい時期、むくみやすい、滞りやすい時期と、行動的になれる時期があって、心と身体はいつも絶妙なバランスをとりながら、この波を繰り返している。

体感をみながら、ここぞ!という自然な時に温めておくと、その波に乗りやすい。

毎月毎月、その波のコンディションも違うけど、どうしてこうもきっちりと寄せては引いての波を身体が起こせるのか、宇宙と同じくらい不思議だ。

その「ここぞ!」に、私はハマム浴か酵素浴に行くのが好きです。
蒸気で蒸されるか、酵素で蒸されるか、どちらも汗を大量にかく。汗をかくと爽快だ。

運動では得られない汗のかきかたができる。

ハマム浴は木の葉型のベットの上にねてタオルでドーム状に覆い、ベットの下でたくさんのハーブをスチームして、その蒸気で蒸される。
30分でかなり汗をかく。蒸しあがりはよい香りでしっとりふっくらだ。

一方酵素浴は、米ぬか酵素や、ヒノキの酵素などが敷きつめられた四角い箱の中に寝て、その酵素に埋められる。砂風呂みたいな感じだ。
希望すれば、顔にも酵素をかけられて、鼻だけだして生き埋め状態になる。
すごく熱いので、5分ほどでもう額に汗がふきでる。

私はハマムを先に経験してから、酵素浴を体験したけど、はじめて酵素風呂に埋まったとき、猛烈に気づいたことがある。
それは、「しまった、閉所恐怖症だった!!」ということ。

あのずっしりとした重さが乗りかかり、目も見えなくなって、係りのお姉さんの気配が消えたとき、「・・・(きゃあ〜〜〜〜!!!)」と恐怖心が湧き上がってきて、心臓がバクバクしてしまった。
耐えられなくて「す、すいませーん!!」と言っても誰もいなかったので、ハムナプトラの妖怪みたいに(そんなのいなかったかな?)、自力で酵素をはらいのけ、冷静を取り戻した。

そんな出会いだったけど、何度か繰り返して、「酵素薄めにお願いしま〜す」とオーダーもするようになって、慣れつつある。
酵素の威力はものすごいので、入った後は30分くらい休憩が必要。)

そして今日は、久しぶりにまたハマムへ行ってきた。

酵素で修行した私は、余裕な気持ちでハマムに入った。あの生き埋めの恐怖に比べたら、全てが穏やかなハマムよ。
もう酵素には行けないかもしれない、、と思いつつ、たっぷり30分蒸された。
心臓にも優しい・・。

すっきりして家に帰ると小腹がすいたので、蒸篭を取り出し、ジャガイモを蒸した。
蒸篭は去年からハマっていて、蓋をあけたときにたつ湯気と、蒸篭の木の香りはたまらない。

暖かく、幸せな香りがする!!
あぁ〜〜幸せ❤️という香り。

蒸されて帰ってきてイモを蒸す。

蒸すのも蒸されるのも、どちらもやめられない。