かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

ダイアリー18 はっ!

きょう電車にのってたら、ふと前の方に立ってる女の子が読んでる文庫本の表紙が目に入った。

「風神」

と書いてある。

風神雷神俵屋宗達・・

を連想したり、一瞬にして、

「なんかいい感じだな、どんな本だろう」というフィーリングをもつ。

デザインも鮮やかな若葉のような色。

よく見ると、

萩原則子、と著者名が見えた。

 

はっ!!!!

あ、あの人は!!!!!

 

中学から高校の時に、人生で1番好きな小説だった、

「空色勾玉」の作者!!!

わぁ〜!!!

新刊でてる!!

そりゃ当たり前か、もう何年もその名前を見てなかった、調べてなかった。

 

あ、、あれ読みたい!!

とたまらなくなり、すぐさまAmazonを検索すると、

知らない間にたくさんの著書がでていて、

もうソワソワソワソワした、とりあえず、3冊購入!

 

すごい楽しみできた。

 

中学生の頃に、学校の図書室の司書さんが教えてくれたのだ。

たしか、たまたま空色勾玉を借りようとしたときに、白鳥異伝ていう続きもあるよ、このシリーズすごく面白いのよね、と。

古事記をベースにしたファンタジーで、何も知らず読んだらクリティカルヒットした。

自分がなんでこんなに古事記がすきなのか分からないのだけど、

大学ではじめて古事記の授業を受けたときに、この大学で1番面白い授業だ・・と思った(のは私だけだった)けど、やっぱりそのイメージのベースは、ずっとずっとこの空色勾玉に起因するものだった。

 

中学生のころって、まだ小学生から続いた心模様だから、なんだか今とは違いすぎるけど、

空色勾玉は私の初恋のようなものなのだった。

 

大人になるって自分を知っていくようなことだ。

まだ何も知らなかったころに出会った小説。

ファンタジーは自分の心の原石に再会させてくれる。

 

本が好きで、読み出すと最後まで読むまでやめられなくなったりしてた。

なんだか色々、思いだした。

読書は貴重な楽しみだ。

 

ダイアリー17 桜の光に癒される。

桜っ、ぽわっぽわっと丸く固まって咲いているせいか、少し離れてみると、お花の色が膨張して見えて、まるでうっすらと和紙の照明のように光りを放ってるような印象をうけることがある。

 

最近は曇り空が多いからなかなか写真におさめられないけど、、

今日は少し雨がちらついたので、外に出ると、

生ぬるい湿気を含んだ空気に土や緑の香りが満ちていた。

桜の枝を見上げてぼぉーっとすると、肩こりとか頭痛がとれた。

桜の光を浴びて心が洗われる。

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わたし、桜って光ってると思う。

 

ダイアリー16 フリーレン・・🥺😭🥺😭

素晴らしかった、、

『葬送のフリーレン』

 

能ある鷹は爪を隠す

これほどの高みを知ることは孤高でありながら

どれだけ栄華を極めても執着しない、新しい時代を受け入れる

 

人間の時代がきたね、

この時代ではフェルンは私よりも名を残すだろう

良かったね

 

私の魔法を褒めてくれた人がいたんだよ

ただそれだけが魔法を好きな理由

 

フリーレンではないけれど、最近はっとした言葉

『望むものを手に入れるのは本当に飽きること。それよりも自分の胸にあたたかいものがあることに気づくことが大事。』

 

どれだけの高みにのぼっても功績を何も手にしていない老魔法使いに、

歴史に名前を残す必要なんてないよ

と言うフリーレン

 

フリーレンにとってはヒンメルたちが、あたたかいものを教えてくれた、

それを淡々と大切にしてきた、平和な時代の魔法使いフリーレン

 

・・戦いの時代の魔法使いには魔王は倒せないだろう、なぜなら平和な時代に生きるイメージができないからだ

 

 

🌸🌸🌸

とにかく示唆に富んでいて

音楽も素晴らしく

絵も超好き、フリーレンの顔が好きすぎるし、

声が最高に良かった🥺✨✨✨

シーズン2もやってほしい、まだまだ見てたい🥺。

ダイアリー15 もやのつぶ。

もやってきてるな。

なんか最近。

 

うん、、、どうなんだ。

何か見えそうで見えない。

もやる季節、、?そういうことにしとこう。

 

バラにはまだ早いけど、

ローズウォーターに癒される。

お風呂あがりに全身にシュッシュする。

去年いっぱい買っちゃったから惜しみなくつかお。

またあしたも浴びるの楽しみ。。

 

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万年筆てどんなペンよりすごく書きやすくて、ハマってる。しかもパイロットのkakunoはなんと千円。

シースルーで、インクの中身が見えるから、色変えると見分けられて良き。2本目買っちゃった。

インクも色々あるから楽しくて、最近おとな買い。

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おべんきょちゅう。。

 

なんか、最近のもやは、

忘れてること思い出したい、、ようなもや。

なんか疲れたの。

 

 

ダイアリー14 あさんぽ

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桜さいてるけど 咲きほこる椿に目を奪われる 綺麗

 

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注文してから クロワッサンにチョコをかけて冷やしてくれる 

チョコパリパリでおいしい 

 

近所の桜まつりは52回目らしく、

桜が植えられる前から住んでいたおばあさんに会った。

昔は戦車が通るための道として広めに整備されたものの、近所の国立大学が反対をして、軍用道路としては一度しか利用されなかったという。

おばあさんは昔、この坂にあった女学校に通っていたそうで。

今は桜並木として整備されて、憩いの場所になってる。

 

もう6年もここに住んでても、まだ新しく知ることたくさん。

人生ってそういうものだよなあ。

 

 

ダイアリー13 ちびちびつぶやき。

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台湾を懐かしむ。

ビール用グラス小さくて可愛いくて買ったの良かった😍

琥珀玉をつまみがらフリーレンみてる。

 

フリーレンが可愛い。。声も顔も髪型も服装も全部好き。

魔法についての描き方もすごいしっくりくる。

やっぱりハリーポッターってなんか違うんだよな。

 

🌾

文房具の話しだけど、ロルバーンのシリーズてなんであんなに可愛いんだ。最近もネオンカラーの抽象デザインみたいなシリーズでててめちゃ可愛いかった。片っ端から欲しくなるけど、ノートって可愛いともったいなくて使えない。。

ノートはとっておきたいけど、とっておきたい内容ってそんなないから、、。

という理由であんま買えない。

smithにいってノートを色々手にとって眺めてるとときめいて癒される〜

 

🌾

Number_i地上波初登場、良かったねぇ✨

ついに!みたいなゴリゴリした雰囲気じゃなくて、平野くんのナチュラルさに癒されたしさすがだねーもおもった。

あれよあれよと大きな船は沈み、スターは生き残りまた新しく輝きだした、この世の流れはすごいね。

ボーカルトレーニングもさらに積んでもらって、J感をさらに消して、これからますます洗練されていってほしいな。

 

 

万引き家族

いまさら見た

 

しょうたには、素直な良心があった。

駄菓子屋のおじさんの、妹にはやらせるなよ、の一言がすごく大きかったように思う。

盗まなければ手に入らないもの、だから万引きしていたけれど、駄菓子屋はお菓子を無償で差し出し、「あげるよ、その代わりな、」と釘をさした。それは初めての、大きな本当の愛情だった。しょうたの心に波紋が広がっていった。

 

人は生きる環境を選べないときがある。

その環境に適応しないと生きていけないときがある。万引きを生業とすることに罪悪感なく、殺伐とした会話をしながらも、その中でうまれた団欒はかりそめにしてもあたたかく、お金に恵まれた家庭でもギスギスしていればあんな団欒には恵まれない。そこにはお金で買えないものもあるように見えた。

 

偽家族として一緒に暮らしながら、親になりたいと思っていても、子供でさえも他から盗んできたものだった。1番運命を変えられた子供、しょうた。

社会の厳しさのせいか、愛に飢え目先の都合の良い暖かさのためか、居場所がうまれ、所詮は他人であるという無責任な気楽さと、大人たちが子供にはどこか人情のあるところが、不思議な関係を成り立たせているが、その幸せは脆く、今が良ければいい、の繰り返しだった。

 

「半地下の家族」のような、もっとみんな殺伐とした酷い映画なのだと覚悟していたが、その環境なりの「幸せになろう」という人情味があるのが不思議なところで、幻のユートピアを作っていて、「誰も知らない」のほうが救いが無くてつらかった。

 

そりゃあ家の中の汚さは半端ないし、実際は万引きを悪びれずに子どもにさせる大人は嫌らしさを醸し出しているのだろうが、俳優さんの人柄が透けて見えてしまって、「そんな悪くもない」みたいな印象になってる気もする。

リリーさんと安藤さくらと希林さんが、神々しい芸術にしてしまってる気がする。

本当にそんな生き方をしてる人は、顔つきももっと違うものだ。嫌悪感を感じさせて、受け付けないだろうが、これはやっぱり人が創った芸術だった。

 

偽家族の持つ意味は、家族それぞれにとって異なる。リンにとっては暖かいシェルターで、現実は残酷だった。かりそめながら偽家族が与えた温もりが、未来に彼女を救うことを願う。

1番翻弄されたしょうたは、自分で立ち上がる力があった。賢く偉かった。

本当の正しさと愛情を知る力があった。治は駄菓子屋のおじさんの言葉を聞いても何も響かない。

同じ環境にいても、運命を分ける素質だ。

この一線を分けるものが何か知りたい気持ちで映画をみた。

すべて明るみにだそうと、捕まるために走る姿に泣けた。

そして治の寂しさを理解する気持ちさえあって、見てて苦しかった。子どもは大人よりも状況を理解するものだ。

 

すべてが解決するものでもなく、問題を残していくところがリアルであり、社会の混沌を見せつけてくれる。