三日目。
ジャパニーズエクスカリバー(アメノサカボコを外国の人に説明するとしたら、、)の眠る高千穂峯。朝は高千穂牧場でアイスクリーム。『シロヤギさんへ。』と友達に写メお手紙を書くもうっかり、この子は羊。羊の瞳はつぶらで穏やかで可愛いな。ところで、都内のコンビニではよくここ高千穂牧場のカフェオレを見かける。やっと名前と場所が一致して、またしても霧島への親近感を深めた。
この日はこのまま、ローカル線に少しばかりのって、妙見のほう、天降川に面する温泉へ。妙見石原荘にしばし籠りました。ほのかな炭酸泉です。
木漏れ日の中で温泉。川は霧島山を源流とする天降川で、すごい水量。霧島は本当に水には事欠かないことを感じた。お水を飲みながら汗をかいては、川の風で冷まし、また汗かいて、、とかなりすっきりさっぱり。
そのあとは可愛いらしく美味しい懐石料理をいただいた。海老しんじょうのお吸い物がとても美味しかった。川向こうの茅葺き屋根も気になる風情。
石原荘はレストランや温泉だけじゃなくてラウンジやロビーもとても綺麗で落ち着いて満喫できた。敷地内にはちゃんと源泉のための祭壇もあって、商売をする人の信心深さを感じたし、こちらの気持ちも凛とした。
静かに川や水の音に耳をすませて、光やお湯を肌で感じてじっくり過ごしたので、自分の中の時間の流れがゆっくりと変わった。空の色や空気の移り変わりが味わい深くなるとき、幸せだなぁと思う。
充実した霧島の夏休みでした。ありがとうございました。