かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

2019.12月ニューヨーク旅行記⭐️①

旅の後半、クリスマスシーズンのニューヨークへ。
昨夜はフロリダからの飛行機が遅れ、空港に着いたのは深夜。宿はみっちょんたちがAirBでウォール街証券取引所の上にあるアパートメントを予約してくれていた。私たちが空港に到着したのはもう深夜2時過ぎで、更に外は雨が降っていた。疲れを感じてくたくただったけど、みっちょんの旦那さんが手際良くUberを手配し、こんな深夜でも車がくるのだと感動。大人3人とスーツケースも積める大きな車が迎えに来てくれた。常夏のフロリダから急に極寒のニューヨーク、気温差は20度、しかも深夜は雨降りでかなり心許ない気持ちでしたが、色々なことに助けられ無事にウォール街へ、そしてさっそく華やかなツリーにお出迎えされて気持ちが盛り上がった。

翌朝はさすがにゆっくり起きて、フロリダでは封印していたコートを出して出かけた。宿のアパートメントは入り口に強面のガードさんたちがいるような建物で、ガードさんたちは私たちを見張っているような緊張感があったが、みっちょんがいつもきちんと挨拶をしていて偉いと思った。気圧で重くなった扉を開け外に出ると、うわっと萎縮してしまうほどの冷たい風。みんなで寒い寒い言いながら、お腹がペコペコだったので外に出てすぐ目についたチャイニーズヌードルのお店に吸い込まれ、あったかいブランチにありついて昨日の疲れと寒さをほっと癒した。

小雨降る中、朝のお散歩をした。



寒かったけどセントラルパークは街の喧騒から離れ綺麗だった。広大な貯水池の向こうにビル群が見える景色がとても好きだ。今回じつは、お抹茶の野点セットをひっそり持ってきていて、セントラルパークで風流に野点だ!とか言って張り切っていたのに、寒くてとてもじゃない感じだった。この寒さで外でじっとしているのは辛い・・。

案内など読んでいると、セントラルパークは地質的にとても古いこの島の歴史がひっそりと知れるようになっていて、何億年も前の岩、とかがあることがわかった。そして15年前と変わらずリスがいた。
私が初めてニューヨークを旅行したのは大学の卒業旅行だった。当時はじめてスタバでバニララテを飲んだり、セントラルパークのリスにドーナツをあげたり、エンパイアステートビルの上から夜景をみたり、自由の女神に登ったり、ブルーノートに行ったり、はじめてベーグルというものしかもサーモンクリームチーズを食べて、当時はグラウンドゼロは更地で、若かった私たちは歩きながらホットドックをかじって足が折れるほど歩いて、きらきらしたニューヨークに圧倒された覚えがある。

変わらないセントラルパークのリスをみてそのことを思い出した。この15年に、東京はニューヨークに劣らない都市になっていたことを感じた。スタバもベーグルも高層ビルの夜景もブルーノートも、東京に無いものはない。あの頃のようなカルチャーショックを感じることはもう無いのだろう。2度目のニューヨークはそう感じた。それでも変わらずあるこの街の中心のセントラルパークを、私は好きだと思った。

のんびり木立の間を歩いているととても気持ちよく、そこからメトロポリタン美術館が近かったので、そのまま向かった。あまりに広いメトロポリタン。世界中から持ち出された美術品たち。所蔵品をあるべきところに戻したら、きっと空っぽになるミュージアム・・。いったい全ての作品はどんな経緯でここに収蔵されるようになったのだろう??全てに色々なドラマがあると思うと、めまいがするようだった。そしてミュージアムショップがとにかく楽しかった。METの鮮やかな赤が好きだ。

3本柱にまざってみる3人


そして、タイムズスクエアへ!

前に圧倒されたようなカルチャーショックはないけれど、色々な映画でや映像で見ているニューヨークのシンボルのような場所、華やかさにテンションが上がる。15年前にはいなかったバットマンに絡まれちょっと怖かった(急に一緒に握手や写真を撮ろうと絡んできて、チップを取られるような)。。


翌日に続く。