かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

イギリスの旅:2日目エジンバラ 前半

これが時差ボケというのか、寝たな〜と思って目覚めたらまだ深夜2時ごろ。そこからうだうだし続けて、はっと気づけば日が昇っていた。寝坊したような気がしてガバッとおきると、まだ6時くらいだった。
窓の外は青空。みっちょんも起きて、いいお天気だね〜と、昨夜花火を見たときのように出窓によじ登る。(これがけっこう大変で、まずベッドにたって、テレビ台に乗って、出窓はその上にある。)

朝シャワーを浴びてすっきり。着替えていると朝日がだんだん射し込んできて顔を直撃し、みっちょんの顔が逆光で見えない、ま、眩しい!でも幸先が良い感じ。てかこの部屋なんだかすごい。

そして朝の散歩にでた。ホテルの一階の小さいバーが朝食会場だったのだが、なんだか廊下がお香とかの変な匂いがしてそこでは食べたくなかったから素通り。

外に出るとカラッとした空気に青空が気持ちいい!涼しい。昨日とは違うほうに歩いてみる。なんとなく日が射してるほうにぷらぷらと。また綿毛と、ポップコーンの匂い。そして海が近いので、カモメたちがカーッカッカ!と鳴いている。「カモメの高笑いとポップコーンの匂う街、エジンバラ」と標語をつける。

歩いているとエジンバラ城が見えたり、新市街から旧市街へ横断したり、けっこう歩いて回れる街だとわかる。気づけば小一時間ほど散歩をしてしまい、寒い寒い〜といいながら見つけた感じのいいカフェで朝ごはんを食べた。

みっちょんから色々教わる。スコットランド紙幣というのがあって、イングランドのほうでは使えないこと。街中にある木のベンチは、亡くなった方を偲んでその人の名前のプレートをつけて寄付されたものだということ、など!

ちっちゃな先生と街を歩くと楽しい。その後大きな教会に立ち寄ると、ちょうどパイプオルガンと賛美歌の練習中だった。遭遇する旅行中教会あるある。何度遭遇しても教会のこの雰囲気はいいなぁと思う。
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奥の壁には天使の刺繍がかけてあって、イギリスで刺繍を習いたいというみっちょんとしげしげと眺める。みっちょんの刺繍も見てみたいなあー。

それからまたてくてく歩いてエジンバラ城へ!お城は崖の上にあるので、すごい坂を登りながら入り口へ。門をくぐると左右に観客席がずらりと設置され、国旗がひるがえる。帰ってからテレビでみたミリタリータトゥーではこの観客席は満員で、おごそかにバグパイプをあやつるスモール少佐はかなりタイプの人だった・・!

エジンバラ城ではスコットランドの誉れと言われる三種の神器が展示してあり、その軌跡に感動してしまった。この宝物たちは長い歴史の中で幾度もイングランドからの略奪をかいくぐり、奇跡的に残されたそうなのだ。どこかの貴族の婦人がスカートの中に隠して持ち出したり、教会の地下に埋められたりしながら。と、いう情報を2人で1台借りた日本語音声ガイドから聞き取り、みっちょんに同時通訳?した。ガイドに集中するあまり虚空を見つめ早口で、まるでチャネラーのようであった!


眺めの良いエジンバラ城を後にして、石畳をコツコツ歩きながらエレファントカフェへむかう。わたしたちはここで重大なミッションがあったのだ!

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なんとなくイギリスぽいチェックのスカートと赤いカーディガンと皮靴で歩けて嬉しかった。