かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

西仏の夏休み〜最後はラ・リューヌとベアリッツ〜

バスク最後の日は、いくつか他の町に立ち寄って、トゥールーズまでもどることに。そして翌日トゥールーズからのフライトで帰る。

まずは、ラ・リューヌの山頂へ!
その山は、バスクに着いたときから気になっていた、なんでか惹かれたあの山である。

宿泊した部屋のベランダからもくっきり見えて、この日の朝、あそこに行きたい!!と訴えたのだった。笑
調べると、それはピレネー山脈のはじで、山頂はスペインとフランスの国境になっている。
サンジャンドリュズから車で2.30分くらいと近い。登山鉄道で山頂まで行ける。


恐竜の背のような峰が続く。




頂上は絶景。


大人しいポニーがいる。

首に鳴り物がついてるので、草を食む動きに合わせて、カランコロンとのどかに音が響く。
高いところは曇りなくとても清々しい。

午後は鉄道もシェスタに入ってしまうので、その前には降りた。

お昼は再びサンジャンドリュズにもどりランチをして、

(本日のお魚プレート。)

こんどはサーフィンのメッカという、ベアリッツへ!


ここではエスパドリーユという、バスク発祥のサンダルを買いたい!ということでやってきた。

ベアリッツはヨーロッパ随一のサーフスポットということで、サンジャンドリュズよりも人口が多いし若い人も多い。可愛いトレーナーとサンダルもゲットしました!(ビーチでしいたバスクリネンと。)

サンダル屋さんでは、日本に留学して来年から日本で働くというフランス人の女の子がアルバイトしていて、
「えっ、日本の方ですか?びっくり!日本人きたのはじめてですよ〜!」と日本語で接客してくれた。

バスク柄のバス


カフェで休憩。

お土産も物欲もやりきった!おばあちゃんにはルルドの聖水、お母さんにはバスクのテーブルクロス、お父さんにはベアリッツのトレーナー、会社には元祖マカロン。すごい達成感。

バスクはご飯も美味しいし、お買い物も楽しい。まだまだ時間をかけたかったけど、かなり満喫できました。

ここから、トゥールーズまで車で移動!
かなり駆け抜けたラストデイ。
サービスエリアでサンドイッチをかじり、夜11時ごろようやくトゥールーズの町に着いた。かとおもいきや、道路が予告なしに封鎖されていて、高速から降りられないというハプニング。

何度もカーナビを修正して、下道におりてもぐるぐる回って、こっちも封鎖、迂回路の矢印を追っていくとまた元に戻らされる、など、真夜中の迷宮入りハプニング!

ホテルのチェックインは0時まで、間に合わないかも!!という事態に。

こういう時は最悪の事態を想定してみると、
車で野宿して、明日の朝、空港にはなんとしても辿りつかなきゃ、という結論に。
車で寝る覚悟をするとドキドキが少し落ち着いたけれど、なんとか0時前ギリギリにはホテルに着くことができた。

最後の最後まで、味わい深い旅となりました。