かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

✨漢方との出会い①✨2020の思い出

2020年は誰にとっても大きな困難や挑戦となる年だったと思います。

私は不思議と静かな時間を、自分の心と共に過ごしました。

 

去年は色々あって、初夏からの極端な日照時間の少なさもあいまって、6月ごろに大きく体調を崩しました。

自立神経からくるようで、どうしたものかと思っていたところ、友だちに漢方を勧められ探してみると、職場の近くに100年以上の歴史を持つ漢方専門の調剤薬局がありました。

 

漢方て効くのかなぁなんて思ってたけど、

漢方では心と身体を切り離しては考えません、とのことで、舌をみたり、お腹の固さや、色々質問をされ、気が上がり下がらなくて胸の辺りにたまりやすいので、気を下ろして補うようなものを処方しますと。

 

そこで調剤されたのは、

四逆散 竜骨牡蠣 

というものでした。

 

ここの薬局は生薬の在庫をもち、中国映画で見るようなたくさんの木の引き出しからいくつかの生薬をだし、銀色の重りをのせた秤で適量を図り、攪拌して一回分ずつ紙の袋に入れてくれます。

竜骨はマンモスの化石、牡蠣は牡蠣の殻です。

 

これを毎回40分かけて煎じ、1日3回に分けて飲みます。

 

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いまだかつてない不調でしたが、毎日ことこと土瓶で煎じるのはだんだん上手になりました。

 

お薬は、とても効きました。はじめは飲んで30分ほどすると、じわぁ〜とだるくなり、効き目が現れると言われましたがその通りでした。

眠れるようになり、落ち着いていきました。

 

ここの漢方は中医薬とも違う、日本の漢方だそうです。味はやっぱり苦いのです。しかし効くし自然のものの味なので、すっと飲むことができました。

 

漢方は飲み続けても腎臓や肝臓など、内臓に負担がなく、また依存性も無いとのことで、安心して飲み続けることが出来ました。

 

効き目は早かったですが、まずは1ヶ月そのまま飲み続けました。

飲めば効いていたけど、飲んでいるから支えられていて、飲まないと悪くなる、という感覚が身体にはありました。

 

しばらくは薬局に通いながら、7月から結果的に12月ごろまでは飲み続けました。

 

続く。

(→次回、体質が変わるまで。)