かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

見守る視線

今日スーパーのレジに並んでいたら、

私の前がひとりのお婆さんで、

お会計が終わったあともしばらく、不自由そうな足でゆっくりカートの向きをかえ、お婆さんがその場を無事に離れるまで、少しだけ時間がかかっていた。

レジの店員さんが次のお客、つまり私をすぐには呼ばずに、じっとお婆さんを見守っていたので、

あぁ、このお婆さんがちゃんと立ち去るまで気にかけて見守っているんだな、と私も気づいて、私も同じ気持ちになってお婆さんを見守った。店員さんにも、あのお婆さんのようなお母さんがいたりするんだろうか。

そして、店員さんが次の私を呼んだ。

 

社会に出ると、何もないと思っても、

こんな風に知らず知らずのうちに見守られていることもある。

そんな、知らないうちの人のあたたかさもある。

それって素敵だなぁと思った。

その気持ちが、きっと何かに繋がる、そんな気がする。