かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

コロナで感動した後編

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9月からゆるく平和なオンラインサロンに入会し、日常の何気ない発信をオンライン上で楽しんでます。

朝日を浴びるとセロトニンがでるということで、朝に身体を動かす習慣をはじめました。サロンの仲間とゆるく、今日も歩いたよ~とか報告しあえるので、たのしく続いてます。

そのおかげで、毎日近所の植物たちから季節の移ろいを細かく感じることができて、

今年はきんもくせいの花が咲き始めるころに気づくことができました。オレンジになる前の、まだ白いお花でも、ふわりと香りがして、幸せな感覚に包まれます。

私にとって香りを感じる嗅覚は、脳天つきぬけて幸せをかんじさせてくれる、本当にありがたい器官です。

 

感染して熱がひいたころ、嗅覚がかなりにぶくなり、ついには0になった時がありました。

鼻はつまってないのに何も感じない。神経細胞が麻痺している、という感覚でした。痛覚がなくなるような。

しーんと水の底にでもいるような、不思議な感じでした。

目がみえなくなる、耳がきこえなくなる、声がでなくなる・・よりは、嗅覚くらいなくても大丈夫?と考えてみたけど、もうあの、

包まれるような幸せを感じられなくなる?

と思うと、悲しすぎました。

回復には個人差があるようですが、私は0になってから3日目くらいで、20%くらい戻り、徐々に回復していきました。

 

0の間、アロマをずらっとならべ、何度も確認しました。全神経を集中して、一瞬豆粒のように見えかける瞬間もありましたが、何も香らなかったです。

腐ったものとか気づかず食べないようにしないとなぁと思っていました。

 

ある朝お香を焚いて、毎朝の習慣をしていると、3日目にとつぜんそのお香の香りがふわっと香りました。

 

その瞬間の、幸せといったらありませんでした。

音のない世界に音が、色のない世界に色が、光のない世界に光がもどってきた、という感じでした。

 

あぁ神様ご先祖様ありがとうございます!!一生忘れません!!という体験でした。

 

今年はきんもくせいが香るたび、最高の幸せをかみしめています。

たぶんマスク生活で嗅覚が進化したので、オレンジの満開になりきるまえに、街中でいたるところで軽やかに香るきんもくせいを感じることができました。

職場でも換気のため部屋と廊下の開けられた窓から、なんとも甘く心地いい香りが充満していました。

いい香りですねと言っても誰も気づかない悲しい職場でしたが・・。

 

みずみずしいキンモクセイがおわり、

秋が始まるんですねぇ。

最近は急に夏、急に冬、という感じなのは寂しいですね。。

体調崩しませんよう✨