かえってきた⭐️cui cui diary〜 ティータイムにessayを。

おもに旅日記、日々の中の新鮮さを保つこと。

大食いの歴史

わたしは、大食い番組が大好きです。

感動の歴史を語りたいと思います✨

 

〈第一夜〉

大食いといえば、テレビ東京の大食い王決定戦です。最初に感動したのは、あのジャイアント白田も勝てなかった、西川先生でした。

 

当時研修医だったので西川先生と呼ばれてたチャンピオンは、小柄なのに底なしの胃袋で、肺の下は全部胃だ、と言っていました。

今ではガリガリなのに大食い、は常識ですが、当時はまだ新しかったと思います。

予選ではフライの山盛りを食べきり一抜けして、リタイアした人の残したフライも食べちゃうとか、移動のバスでもプリン食べてるとか、異次元でした。大食いの決勝は毎回ラーメンと決まっています。

当時2番手のジャイアント白田を横目に、たんたんと食べ続け、最後まで満腹になることなく王者として君臨していたのが西川先生でした。

 

〈第二夜〉

やがて西川先生が医師に専念するため引退すると、ジャイアント白田の時代がやってきました。

決勝の3人は毎回、ジャイアント白田・ミュージシャンの泉、根性の山本でした。

そこで伝説的なのは、白田の幽門です。

決勝のラーメン大食いをリードしていた白田の箸が止まり、苦しそうな表情になったとき、緊張感がはしりました。現場には医師もいて、ドクターストップの可能性もあります。

しばらくして白田が突如叫びました、

「幽門がひらいたぁー!!」と。

そしてまた俄然食べ始めたのです。

解説によると幽門とは、胃と十二指腸の間の弁で、定期的に開閉して胃の消化物が腸に流れていき、胃にスペースが出来るのだそうです。

大食いのプロとして白田は自分の幽門の開閉が分かっていました。こんな回復方法があるのかと、驚きと感動をおぼえました。

これは伝説的なシーンだと思います✨

 

〈第三夜〉

やがて白田は以前から飲食店をやりたい、という夢を叶えるため引退、山本が王者になり、つぎはMAX鈴木の時代がきました。

MAX鈴木の時代、なんと大食い選手権は、海外勢に戦いを挑みました。

男女混合チームで、アメリカチームvs日本の決勝戦が行われました。

この時に感動をよんだのが、もえあずでした❗️

アメリカチームはかなり強敵で、特に大将のモリーという女性が、もうブラックホールのように食べ物を飲み込む人で、底なしでした。しかも異常なスピード。予選も無敗、異次元なのです。

先方はセコンドにマネージャーのおじさんがいて、大食い選手をサーカスの動物のようにけしかけていました。

ちなみに日本チームのセコンドはギャル曽根です❗️

 

この時もえあずは、まだ大食いタレントとしてもアイドルとしてもぴちぴちの新人でしたが、急成長を遂げていました。

彼女の性格から、チーム戦になると、みんなのために頑張りたい!という気持ちから、とにかく頑張っていました。

予選のピザで、あわやという戦いをしてしまい、落ち込んでいたのもあり、アメリカ戦のステーキには、並々ならぬやる気でした。

強者のアメリカ、こんなお嬢ちゃん相手にならないね〜と試合前のディスりタイムでは、もえあずのほうが可愛いもん!と、言い返し、和ませる場面も。

 

大将戦はもちろんMAX鈴木vsモリーでしたが、

もえあず戦が1番盛り上がりました✨

その理由は、2名ずつの対決で、チームプレイがあったからです!

もえあずと組んだのは、谷やんというヤンキー顔の青年でした。

もえあずしょっぱなから、足をひっぱるまいと、信じられないスピードでステーキを食べ始めました。アメリカチームとは僅差のしれつな戦いで、セコンドのギャル曽根が、残り時間ともえあずのキャパから考えて、逃げきるには谷やんのリードにかかっていて、「谷やんたのむ!これだけは絶対食べて!無理でもいいから食べろ!たのむ谷やん!!」と指示をだしました。

ヤンキーの谷やんとアイドルのもえあずというマンガのような2人が、お互いのために、自分のキャパを超えて2人ですごい力を発揮しました。

2人の根性と意地がすごかったです。すごい僅差で、日本が勝ちました!泣けるほど感動してしまいました✨☺️もえあずも泣いていました。

アメリ団体戦で日本が勝てたのは、この試合だけだったのです。

アメリカチームも、もえあずの活躍には、彼女がここまでやるとは、と驚いていました。

 

この時の2戦で、もえあずはものすごく成長し、このあと女子の大食いは、もえあずの時代となりました。

 

〈ちなみに〉

モリーの強さは半端なく、MAX鈴木ももちろん、魔女菅原さんを持ってしても勝てることはなかったです。

菅原さんは女子最強の王者で、あのギャル曽根が一度も勝てなかった女王なのです。

ギャル曽根は底なしの要領はあるけれど咀嚼力が弱いのが難点で、試合の制限時間内では、衰えない咀嚼力と馬力のある菅原さんに勝てる人はいませんでした。独特の無表情で全く美味しくなさそうに食べ続ける姿から、魔女と言われていたのです。

ギャル曽根は、いつも笑顔で美味しそうに食べ、子どもたちにも食べ物を好きにさせる影響力があり、大食い界ではじめて、食べ物の美味しさと食べることの楽しさを伝えられる存在でした。

ギャル曽根の功績は大きい✨

そしてもえあずは、ギャル曽根に憧れていました。

 

〈第四夜〉

いまや大食いYouTuberがたくさんいるけど、1番の実力、ぞうさんぱくぱくの時代がきた!

MAX鈴木を超える、新世代として出てきました。

今までの大食いの限界値は、5、6キロというところだったけれど、ぞうさんはなんと、最高9キロいけるのだ。新人類である❗️

しかも、可愛らしい見た目に、しかも、すっごく美味しそうに笑顔で「うま〜」と綺麗に食べます。

ギャル曽根が作った新時代、ついに男子にも美味しさを伝え食べる姿で人を幸せにできるスターが現れました✨ぞうさんは異次元だ。

 

さて、そのYouTubeで目を見張るのが、

大食い選手つぶしの文福飯店。おまかせと頼むと、店主がとにかくすっごい量のご飯を出してくるのです。テーブルいっぱいに。誰も完食できる人はいない。ぞうさんさえも。

わたしはこの文福飯店vsもえあずが見たい、、。

と密かに思ってます。

もえあずYouTubeオススメは、白子だけを5キロくらい食べるやつです。

 

さっきテレビで井森美幸が、大食いって感動なんだね、と言っていて、ついこれまでの感動を書きたくなってしまいました。