9月、大雨の香港。
羽田で飛行機が4時間も遅れ、その4時間でばったり前の職場の上司にあったり、クロスワードを解きまくって賞金を稼ごうとしたりした。
着いたらもう夜で、すごい湿気だった。バスにのって見えてきた夜景は香港らしくて、色々楽しみだったけど、雨はどんどん強くなる一方で、街は絶え間ない雨とその音の中にしずんでいた。
なんとか暖かいおそばと香港レモンティーでお腹を満たして、ホテルへ。
部屋に入ると天井までの大きな窓から、香港らしい夜景が目の前に広がる。でも今は、不定期に轟く雷の音と窓を打ちつける水の音に、街の活気もねじ伏せられている。
翌朝起きると、雨はまだ大人しくふっていて、テレビではあちこち水没したところを報道していた。
ホテルもお店も入り口は水びたしになっていたり、人は少なく、日常ではない様相になっていた。
まずは香港島へ。
家族の用事でHSBC本店にくる。残念ながらお休み。平日でも銀行すら開かない状態である。この、ラピュタのような天空に吸い込まれていくような建物も、残念ながらムスカにより庶民は入れてもらえない。
風水を駆使しているビルの集まりが、独特の景観。
高層ビルの先は雲の中。
目の前の公園の建物が綺麗だった。
銀座のようなところ。人が居なかった。
お昼は前にも来た、陸羽へ。飲茶を食べた。
日本語も英語も全然通じないし、店員さんもちょっとガラ悪い人もいたけど、なんとか美味しいものを食べた。
このよく見るミッキーみたいなよく分かんないやつ、NASAモデルもあって可愛いかった。ほんとにトリコロールが大好きで、NASAのロゴって大好き。
ペニンシュラでお茶を。ホテル以外にほとんどお店は空いてなく、新しい体験はできず。。
チョンチーマンションにも一度入ってみたが、すごく空気の流れが悪くてエアコンもなくて、カビとか埃とかスパイスの香りが立ち込めて、閉所恐怖症のツボに入ったのですぐ出た。
ちなみに、Mondgrosso feat.満島ひかりのラビリンスMVは、チョンチーマンションではなくモンスターマンションと言われるところだった。
夜は屋台街のお茶屋さんで烏龍茶を買おうとしたら、クレジットカードの決済する機械が壊れて、中国語しか話さないおじいさんと揉めていたところ、通りかかった韓国の方に助けて頂いた。
おじいさんと意思の疎通ができなくて、英語と中国語が出来る人を探していたところ、英語と日本語ができる韓国の方が通りかかった。
結局おじいさんとは誰もうまく話せなかったが、韓国の方はすごく親切で、ハッキリ主張もしてくれて、解決まで付き合っていただいて、素敵だった。笑
お、お土産も買えないのか、、と衝撃だったけど、良い人に助けられて、おじいさんも申し訳なさそうで、旅の思い出になった。
部屋の窓からの夜景は綺麗だった。
向こうの香港島は見てきたので、建物ひとつひとつが少し分かって面白かった。
このときは、香港でも観測史上記録的な豪雨だったようだ。
結局、帰りの空港でたべた香港料理が1番美味しかった。香港の空港のレストラン最高である。
こんなこともあるものだ。